無権代理
Aの代理人と称するBが、Aの代理権を有しないにもかかわらず、Aの所有する土地をCに売却した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
- A
Bが無権代理人であることを、Cが知っていた場合でも、Cは、Bに対して履行を請求することができる。
- B
Aが追認をすれば、売買契約は、原則としてCとの契約の時にさかのぼって、Aに対してその効力を生ずる。
- C
Aが追認をしても、売買契約は、追認の時から将来に向かってのみ、効力を生ずる。
- D
Aが追認をしない限り、Cは、いかなる場合も、契約を取り消すことができない。
正解と解説を見る
正解:B
無権代理行為は、本人が追認すれば、原則として契約の時にさかのぼって有効となる。
- A
誤り。相手方が、代理権のないことを知っていたときは、無権代理人に責任を追及できない。
- B
正しい。追認により、契約の時にさかのぼって有効になる(民法116条)。
- C
誤り。追認の効果は、原則として契約の時にさかのぼる。
- D
誤り。善意の相手方は、本人が追認しない間は、契約を取り消すことができる。
このサイトの問題は、公開されている出題範囲に沿って作ったオリジナルの模擬問題です。本試験の問題ではありません。各試験の実施団体の公式サービスではありません。